「フライドポテトをテイクアウトすると、
家で食べる頃には冷めていて美味しくない。」
「電子レンジで温め直してもカリカリにならないし。」
「冷めたポテトってどうして美味しくないのかな?」
「フライドポテトの美味しい温め直し方や、
アレンジ方法が知りたい!」
こういった悩みや要望に応える記事です。
最後まで読めば、次のことがわかります。
- フライドポテトの電子レンジでの温め直し方
- 電子レンジ以外の美味しい温め直し方
- 冷めたフライドポテトが美味しくない理由
- フライドポテトのアレンジ方法
自宅にあるものを使えば、誰でも簡単にできますし、
ひと手間かけるだけで、劇的に美味しくなります。
この記事を参考にして、ぜひ試してみてください。
フライドポテトの美味しい温め直し方
![](https://i0.wp.com/chocottolife.com/wp-content/uploads/oven-216384_640.jpg?resize=640%2C426&ssl=1)
電子レンジを使った温め直し方
揚げ物を電子レンジで温め直すと、
どうしても水っぽくなります。
温められた水分が、蒸発しようと外側へたまるからです。
その結果、ベチャッとした仕上がりになります。
この蒸気をうまく逃がせば、
フライドポテトをカリっと温め直せるわけです。
そこで、クッキングシートを使います。
クッキングシートは水分(蒸気)を適度に逃がすため、
水っぽくなりません。
クッキングシートがなければ、
キッチンペーパーでも代用できます。
ただ、電子レンジで使用できない種類もあるので注意しましょう。
手順は次のとおりです。
- 耐熱皿にクッキングシートを敷く。
なければキッチンペーパーを使う。 - フライドポテト同士がくっつかないように並べる。
重ならない程度の量にする。 - ラップをせずに様子を見ながら1~2分ほど温める。
水分を飛ばしたいのでラップはしない。
様子を見ながら20~30秒ずつ刻む。 - 軽く塩をふり直す。
水分と一緒に塩気も飛ぶため。 - 表面に光沢が見えてきたら出来上がり。
油がジュワッとしている。
ポテトは、重ならない程度にするのがポイントです。
下敷きになったポテトに水分が残り、
ふにゃふにゃになってしまいます。
「水分が抜けるとパサパサになるのでは?」
と思うかも知れませんが、温め過ぎなければ大丈夫です。
20~30秒ごとに様子を見ながら調整しましょう。
余計な水分だけが抜けて、カリカリ感が復活します。
電子レンジ以外の温め直し方
2つのやり方を紹介します。
オーブントースターで温める
- アルミホイルを敷き、フライドポテトをのせます。
1度くしゃくしゃに丸めてから、広げるのがポイントです。
全体に凸凹ができて、油が落ちたときの受け皿になります。 - 様子を見ながら5分ほど温め直します。
油が溶けてジュウという音が鳴りだしたら、頃合いです。 - 軽く塩をふって完成です。
電子レンジよりも水分が飛びやすいので、
温め過ぎには注意です。
焦げたり、下手をすると燃えたりするので、
トースターから目を離さないことをおすすめします。
フライパンで炒める
テフロン加工のフライパンを使うと、くっつきません。
油をひかずにフライドポテトを炒めます。
まんべんなく、転がしながら炒めるのがポイントです。
味を見ながら塩を足してください。
カロリーを気にしないなら、
油をひいて揚げ焼きにすると、
より一層カリカリに仕上がります。
牛脂やラードを使うと、お店の味に近づきます。
冷めたフライドポテトはなぜ美味しくない?【簡単アレンジも紹介】
![](https://i0.wp.com/chocottolife.com/wp-content/uploads/food-2202373_640.jpg?resize=640%2C300&ssl=1)
冷めたフライドポテトが美味しくない理由は次の3つです。
1. 油が固まって口の中で溶けず、旨みを感じない。
お店のフライドポテトは風味付けのために、
牛脂やラードの動物性脂肪を混ぜて揚げています。
動物性脂肪は冷めると固まってしまい、
口の温度では溶けません。
せっかくの旨みを感じられないのです。
冷めたステーキや角煮の固まった脂も、
旨みを感じませんよね?
冷めたフライドポテトにも、同じことが起きています。
2. 中の水分が外側のカリカリ部分に流れてしまう。
揚げたてのフライドポテトは、
中に水分が閉じ込められています。
冷めていくと、
閉じ込めていた水分が外側にしみ出してきます。
その結果、外はふにゃふにゃになり、
中はパサついてしまいます。
3. 外側に付いていた塩が中に入ってしまう。
中の水分がしみ出すのと入れ替えに、
外側に付いていた塩が中に入り込んでいきます。
見た目にも塩気がなくなり、食べても塩味を感じません。
以上の理由で、冷めたフライドポテトは美味しくないのです。
逆に、上記の3つを解決できれば、
冷めたポテトが復活します。
電子レンジで温め直した場合、
- 動物性脂肪が高熱で溶ける。
- クッキングシートが余計な水分を飛ばす。
- 塩をふり直すことで塩気が復活する。
となります。
塩気に関しては、
塩がなくなったわけではなく、感じないだけなので
ふり過ぎには気をつけましょう。
フライドポテトの簡単アレンジ
![](https://i0.wp.com/chocottolife.com/wp-content/uploads/nurul-roy-s-saleh-wu8qWGLLMyI-unsplash.jpg?resize=880%2C587&ssl=1)
「どうせひと手間かけるなら、
フライドポテトをアレンジしたい。」
という人向けに、簡単なアレンジ方法を3つ紹介します。
ハニーバターポテト
- フライパンにバターをひいてポテトを炒める。
- ハチミツをかけてカリカリになるまで炒める。
ポテマヨチーズ焼き
- 耐熱皿にフライドポテトを入れる。
- マヨネーズと塩をふる。
- チーズをのせてトースターで5~6分焼く。
味付けを変えてみる
- 塩の代わりに、カレー粉やコンソメをまぶす。
アレンジは高カロリーになりやすいので、
注意してください。
フライドポテトの美味しい温め直し方【まとめ】
電子レンジで温め直す手順は、次のとおりです。
- 耐熱皿にクッキングシートを敷く。
- フライドポテト同士がくっつかないように並べる。
- ラップをせずに様子を見ながら1~2分ほど温める。
- 軽く塩をふり直す。
- 表面に光沢が見えてきたら出来上がり。
重ならない程度の量にするのがポイントです。
電子レンジ以外の温め直し方には、
- オーブントースター
- フライパンで炒める
があります。
冷めたフライドポテトが美味しくないのは、
- 油が固まって口の中で溶けず、旨みを感じない。
- 中の水分が外側のカリカリ部分に流れてしまう。
- 外側に付いていた塩が中に入ってしまう。
以上3つの理由です。
テイクアウトのフライドポテトも、
温め直し方を工夫すれば電子レンジで復活します。
クッキングシートは100円ショップでも買えるので、
ぜひ試してみてください。