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【炊き込みご飯の保存方法】炊飯器で保温するときの注意点!

  • 炊き込みご飯は炊飯器で保存できる?
  • 炊飯器での保存期限はどのくらい?
  • 炊き込みご飯の保存方法を教えて。
  • 炊き込みご飯が腐るとどうなるの?
  • 翌日も美味しい炊き込みご飯が食べたい!

「炊き込みご飯は、白飯よりも腐りやすい」とされる理由は、
具材と調味料が入っているからです。

料理が腐る原因は、細菌の増殖です。

米と具材を一緒に炊く炊き込みご飯には、
細菌が増殖するための条件がそろっています。

この記事は、
炊き込みご飯の保存方法」について詳しく解説します。

最後まで読むと、正しい保存方法がわかり、
翌日以降も美味しい炊き込みご飯が食べられます。

結論から言うと、
炊飯器で保存するときは、3時間が目安です。

炊飯器に入れっぱなしにしたり、
保温を切ったりしないでください。

炊き込みご飯を長持ちさせるなら、
冷凍保存がおすすめです。

出来立てをすぐに冷凍すれば、
3週間くらい美味しさをキープできます。

【炊き込みご飯の保存方法】炊飯器で保温するときは3時間が目安

炊き込みご飯を保存するときは、次の点に注意しましょう。

  • 炊飯器に入れっぱなしにしない
  • 保温スイッチを切らない

炊飯器の保温機能を切らなければ、
3時間くらい美味しく保存できます。

炊飯器に入れっぱなしにしない

理由は2つあります。

  • 味が落ちる
  • 炊飯器がダメージを受ける

炊飯器の保温機能の温度は約60~75℃で、
細菌が増殖しない温度帯です。

しかし、高温のためご飯と具材から大量に出る水分が蒸発し、
風味と食感が損なわれてしまいます。

白飯を炊飯器に長時間入れておくと、
乾いてカチカチになるのと同じです。

また、塩分を含んだ食材を長時間保温すると、
炊飯器がダメージを受けます。

金属製の内釜やパッキンが塩分と油脂で損傷するほか、
炊き込みご飯の臭いが染み付く恐れがあります。

保温スイッチを切らない

一番やってはいけません。

温度が下がり、細菌が増殖しやすい環境になるからです。
すぐに冷めない分、常温保存よりも食中毒の危険が高まります。

季節に関係なく、
その日のうちに炊飯器から取り出し、保存してください。

簡単な作業なので、家族に手伝ってもらうのも良いでしょう。

保温を切っても、保存期限はのびません。

炊き込みご飯が腐りやすい理由

腐敗の原因は、食材に含まれる水分です。

炊き込みご飯はご飯自体の水分の他に、
具材の水分も加わります。

調味料の塩分によって、
具材の水分が出やすいことも大きな要因です。

煮物やおせち料理のように、
食材の中心まで塩分がしみ込めば、水分はなくなります。
水分がなければ、細菌は増殖できません。

炊き込みご飯は、味をしみ込ませる料理ではないため、
水分が残り細菌を増殖させてしまうのです。

細菌は3つの条件がそろうと、爆発的に増殖します。

  • 水分
  • 栄養分
  • 温度(30~40℃)

炊き込みご飯は、
細菌の栄養分となる具材が豊富に入っているため、
残りの条件である温度と水分の抑制は、とても重要です。

とくに、水分量が多いほど菌が増殖しやすく、
腐敗が進行します。

炊き込みご飯は冷凍保存で美味しさ長持ち!【腐るとどうなるかも解説】

炊き込みご飯は、冷凍保存がおすすめです。
細菌の増殖を抑えながら、美味しさもキープできるからです。

炊き込みご飯の冷凍保存

出来立てを冷凍するのがポイントです。
ご飯の美味しさは、時間と共に劣化するからです。

時間がたって劣化した炊き込みご飯を、
冷凍保存したところで美味しくありません。

用意するもの

  • ラップ
  • 冷凍用保存袋(フリーザーバック)
  • 金属製のトレー(アルミホイル)

金属製品は熱伝導率が良く、食材の急速冷凍に向いています。

保存手順

  1. 熱々のうちに1食分ずつラップに包む。
  2. 冷凍用保存袋に2~3食分ずつ入れる。
  3. 空気をしっかり抜く。
  4. 金属製のトレーにのせる。

具材にこんにゃくが入っている場合は、注意が必要です。
こんにゃくを冷凍するとゴムのようになり、
食感が悪くなるからです。

初めから具材に加えないか、
細かく切って食感が気にならいよう工夫しましょう。

熱々を冷凍保存するので、
冷凍庫内の他の食材に触れないようにしてください。

金属製のトレーにのせると、急速冷凍できます。

保存期限は下記のとおり。

  • 肉系の具材は3週間~1ヵ月くらい
  • 魚貝系の具材は1~2週間くらい

解凍方法

解凍は必ず電子レンジで行ってください。

自然解凍すると大量の水分が流れ出るため、
具材のうま味が抜けてしまい、美味しくありません。

解凍してすぐに食べずに放置していると、
腐敗の原因になります。

「冷蔵保存だとどのくらい保存できるの?」

基本的に、冷蔵保存はおすすめしません。
確実に味が落ちるからです。

加熱により変化した「アルファデンプン」が、
ご飯の美味しさの正体です。
アルファデンプンは、冷蔵保存だと劣化してしまいます。

また、低温とはいえ冷蔵庫内では、
細菌が増殖する恐れがあります。

冷蔵保存しても一晩(8時間くらい)にして、
翌日には食べ切るか全て冷凍保存しましょう。

炊き込みご飯が腐るとどうなるか

  • 粘り気が出る
  • 糸を引く
  • 異臭がする
  • 変色している
  • 酸味を感じる

腐り始めは、色や臭いにあまり変化がありません。
しかし、ネバネバしたり糸を引いたりしている場合は、
確実に腐っています。

炊き込みご飯の特性ではないので、
絶対に食べないようにしてください。

翌日以降も美味しい炊き込みご飯を食べるには【まとめ】

冷凍保存がおすすめです。
炊き立てを思う存分味わったら、なるべく早く冷凍しましょう。

翌日の朝食に並べたい場合は、
粗熱を取ってから冷蔵保存してください。

冷蔵保存できるのは1日が限界で、
基本的にはおすすめしません。

冷蔵保存では、確実に味が劣化するからです。

炊き込みご飯を炊飯器で保存する場合は、
入れっぱなしにしないでください。

理由は2つです。

  • 味が落ちる
  •  炊飯器がダメージを受ける

美味しいまま保存できる目安は、3時間くらいです。

間違っても炊飯器に入れたまま、保温を切ってはいけません。
温度低下により、細菌が爆発的に増殖するからです。

炊き込みご飯が腐ると、次のようになります。

  • 粘り気が出る
  • 糸を引く
  • 異臭がする
  • 変色する
  • 酸味が出る

腐り始めは色や臭いに変化がなく、
わかりづらいので注意してください。

美味しい炊き込みご飯を長く味わいたいなら、
参考にしてみてください。

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