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牛タンの美味しい食べ方!部位ごとの切り方や焼き方のコツ

  • 牛タンの美味しい食べ方を教えて
  • 部位ごとの切り方や食べ方が知りたい
  • 牛タンの美味しい焼き方を教えて

牛タンには4つの部位があり、
固いところや筋が多いところは
焼いて食べても美味しくありません。

牛タンは部位によって肉質や脂の量が違い、
それぞれに適した食べ方があるからです。

この記事は牛タンの美味しい食べ方を、
部位ごとに詳しく解説します。

最後まで読めば、部位ごとに食べ方や切り方がわかり、
牛タンの美味しい焼き方も習得できます。

4つの部位の美味しい食べ方は、次のとおりです。

  • タン元は、厚切りタンステーキ
  • タン中は、タン塩焼き
  • タン先は、煮込み料理
  • タン下は、ハンバーグ

せっかくの牛タンを余さず味わうために、
「部位ごとの美味しい食べ方」を覚えておくと良いでしょう。

【牛タンの美味しい食べ方】部位ごとの切り方と調理法のコツ

牛タンは部位ごとに美味しい食べ方があり、
調理法を間違えると肉が台無しになってしまいます。

部位によって肉質や脂の量、臭みの強さが違うからです。

牛タンの部位は4つにわけられます。

  • タン元(付け根)
  • タン中:(真ん中)
  • タン先:(先端)
  • タン下:(下側)

タン元が一番柔らかく脂が多い部位で、
先端にいくほど固くて脂が少なくなります。

タン先は肉の臭みが強く、タン下は筋が多い部位です。

固くて臭いタン先やタン下を焼いて食べても、
美味しくありません。

牛タンの美味しい食べ方を、部位ごとに解説します。

タン元(付け根)

牛タンの付け根にあたる部位。

牛一頭からわずかしか取れない希少部位で、
最も柔らかく脂がのっています。

舌の付け根はあまり動かないので、
筋肉が発達していないからです。

プリっとした食感と、ジューシーさが魅力の部位です。

焼肉屋では、特上タン塩などのメニューで販売されています。

タン元の美味しい食べ方

厚切りタンステーキがおすすめ。

ジューシーな部位なので厚めにスライスした方が、
ジューシーな肉汁と脂を存分に味わえます。(1㎝目安)
表面に切り込みを入れると、さらに歯切れが良くなります。

シンプルに塩・コショウで焼くだけで十分です。

牛タンの美味しい焼き方は、下記で詳しく解説しています。

タン中(真ん中)

牛タンの真ん中にあたる部位。

適度な歯ごたえと脂で、肉の旨味が強いのが特徴です。

焼肉屋のタン塩でおなじみですが、
付け根に近い部位は上タン・先端に近い部位は並タン
に分けられます。

スーパーで見かける牛タンの多くはタン中で、
取れる量が最も多い部位のため、値段が手頃です。

タン中の美味しい食べ方

牛タン焼きがおすすめ。

適度な歯ごたえがあるので薄めにスライスした方が、
食べやすくなります。

シンプルに塩・コショウで焼くだけですが、
薄く切ってある分、焼き過ぎに注意しましょう。

レモンをふって食べれば、焼肉屋さんのタン塩が味わえます。
煮込んでも美味しく食べられる、万能的な部位です。

牛タンの美味しい焼き方は、下記で詳しく解説しています。

タン先(先端)

牛タンの舌先にあたる部位。

固くて脂が少ないうえに、独特の臭いがあります。
頻繁に動かす部位のため、筋肉が発達しているからです。

肉の味がしっかりしているので、
牛タン本来の美味しさが味わえます。

煮込み料理など、臭みが気にならない食べ方に向いています。

タン先の美味しい食べ方

タンシチューやカレーがおすすめ。

煮込むことで、タン先の臭みを抑え柔らかくします。
もともと繊維質で固い部位のため、煮込んでも煮崩れしません。

カットせずそのまま下茹でした後に、
ひと口大にカットしてください。

カットしてから下茹ですると、旨味が抜けてしまいます。

たっぷりのお湯で、下茹でするのがコツです。
牛タンの出汁がたっぷり出た茹で汁をベースに、
じっくり煮込んでいきます。

下茹で以外の工程は、
一般的なビーフシチューの作り方と同じです。
市販のルーを使って、記載されている通りに作ってください。

タン下(下側)

タンの付け根の下側(裏側)にあたる部位。

筋が多く臭みがあるため、店頭に並ぶことはありません。

牛タンを丸ごと買った場合に、下処理の過程で出る部位です。
調理次第で味も食感も良くなるので、捨てずに食べましょう。
牛タンの筋は、低脂肪・高タンパク品です。

タン下の美味しい食べ方

牛タンハンバーグがおすすめ。

筋を断ち切るように細かく刻んだら、
さらに包丁で叩いてミンチにします。

よりなめらかな食感にしたい場合は、
ミキサーにかけると良いでしょう。

調理法は、一般的なハンバーグと同じです。
挽肉の代わりに、牛タンのミンチ肉を使います。

ハンバーグ以外にも牛すじ煮込みや、
カレー・タンシチューにもおすすめです。

出汁がよく出るので、煮込み料理でも美味しく食べられます。

牛タンの切り方のコツ

牛タンは少し凍っていた方が、切りやすくなります。
固い状態だと、包丁が入りやすいからです。

完全に解けている場合は、
一度冷凍庫に2~3時間入れておきましょう。
ラップでしっかり包んで、筒状にすると型くずれしません。

【牛タンの美味しい焼き方】厚切り牛タンと薄切り牛タンの違い

焼く前に、牛タンを常温に戻しておくのがポイントです。
冷凍の場合は、完全に解凍してから焼いてください。

牛タンを冷たいまま焼くと、
中まで熱が入る前に周りが焦げたり、
生焼けになったりするからです。

牛タンの美味しい焼き方のコツは、次の4つです。

  • 自然解凍で常温に戻しておく。
  • 塩を振るのは焼く寸前に。
  • 塩を振るのは片面だけ。
  • 塩を振った面から焼く。

塩を振ったまま放置すると、
浸透圧で牛タンの肉汁が抜けてしまいます。

片面だけに塩を振り、振った面を下にして焼くと、
塩が熱で溶け牛タン全体に味がなじみます。

厚切り牛タン(タン元)の美味しい焼き方

タン元は厚切りにして、切り込みを入れましょう。

  • 切り込みを入れると、歯切れが良くなるから。
  • 焼ける時間が短くなり、肉汁を残せるから。

ただし、切り込みは焼く直前に入れないと、
切れ目から肉汁が流れ出てしまいます。

下処理が完了したら、焼き始めます。

  1. 切り込みを入れた面に塩を振る。(お好みでコショウ)
  2. 油を引くときは少量で。(タン元は脂肪が多いから)
  3. 切り込みと塩をした面を下にして焼く。
  4. 強火で60~90秒焼いて返す。
  5. 裏面を弱火で60秒くらい焼いて完成。
  6. 30秒くらい休ませる。

切り込みを入れた面から焼き始めます。

切れ目から肉汁が流れ出る前に、表面を焼き固めるためです。

表面に赤い肉汁が浮き上がってきたら返しどき、
何回も返すと肉汁が抜けてパサつきます。

薄切り牛タン(タン中)の美味しい焼き方

塩を振るのは焼く寸前に。

油を引くときは、部位によって油の量を調節してください。

  • タン先に近い部位は油少なめ
  • タン元に近い部位は油多め

薄切りの牛タンはすぐに焼けるので、
その場を離れないでください。

  1. 強火で表面をカリっと焼く。
  2. 30秒を目安に裏返す。
  3. 裏面を30秒ほど焼いて完成。

牛タンを返すのは1回まで。

何回もひっくり返すと、
牛タンの美味しい肉汁が流れ出てしまうからです。
表面に肉汁が浮いてくるまで、いじらないのがポイント。

【牛タンの美味しい食べ方】部位ごとのまとめ

牛タンは部位によって、適した食べ方があります。

部位ごとに肉質や脂の量が、全く違うからです。

それぞれの長所を活かすことで、
牛タンの美味しさを余すことなく味わえます。

牛タンの部位は4つ、美味しい食べ方は次のとおりです。

  • タン元:厚切りタンステーキ
  • タン中:牛タン塩焼き
  • タン先:タンシチュー・牛タンカレー
  • タン下:牛タンハンバーグ

タン下は、牛すじ煮込みもおすすめです。
良い出汁が出るので、煮込み料理に向いています。

牛タンは冷凍保存もできるので、
丸ごと1本買っても腐らせる心配はありません。

色々な食べ方で、牛タンの美味しさを満喫してください。

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