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甘い大根おろしに適した部位はどこ?葉元が甘く先端ほど辛みが強い!

  • 大根おろしに向いた甘い部位が知りたい。
  • 部位ごとに適した使い方を教えて。
  • 甘い大根おろしのおろし方を教えて。

大根には甘い部位と辛い部位があり、水分量も違います。
土の中と外で、成長の度合いが異なるからです。

外気にさらされる部位は、
凍らないように糖度を蓄えるため甘いのです。

この記事では、「甘い大根おろしに最適な部位はどこか」
について詳しく解説します。

最後まで読むと、常に甘い大根おろしが作れるだけでなく、
部位ごとに適した調理法がわかります。

結論から言うと、
大根おろしに向いているのは、葉に近い部位です。

もっとも糖度が高い葉元を繊維に沿っておろすことで、
甘い大根おろしができます。

大根おろしに向いているのは甘い葉元【部位ごとの特性を活かした調理法】

大根は葉っぱ以外に、3つの部位に分かれます。

  • 葉元(上部)
  • 中央部分
  • 根っこ(先端)

葉に近い部位ほど甘く、根っこ(先端)へいくほど
水分が減り辛みも強くなります。

大根おろしに向いている部位は、もっとも甘い葉元です。

大根が甘いのは、寒さで凍結しないよう
大根自身が糖分を生成するからです。

土から出ている部分は根っこよりも低温にさらされるため、
多くの糖分を蓄えます。

旬である冬の時期はたっぷりと糖分を含んで、
りんごのように甘い大根になります。

葉元の甘い部位は生食に、根っこの辛みが強い部位は
漬物や味噌汁に向いています。

大根の葉元(上部)

水分が多く甘いですが、適度な歯ごたえもある部位です。

大根おろしに最適で、焼き魚やおろしポン酢がおすすめ。
みずみずしい食感を活かして、サラダなど生食に向いています。

ある程度の硬さがあるので、細めに切るのがコツです。

大根おろしサラダ野菜スティックなど。

大根の中央部分

甘みと辛みのバランスが良い部位で、
大根本来の味が楽しめます。

加熱するとやわらかくなるのが特徴です。

適度に甘い部位なので、煮物焼き物におすすめ。

下茹でしてから使うと調理時間を短縮でき、
味も染みやすくなります。

おでんふろふき大根味噌田楽大根ステーキなど。

大根の根っこ(先端)

辛みが強く、もっとも硬い部位です。

水分が少ないので、漬物味噌汁に向いています。

常備菜として保存が効き、汁物にしても味が薄まりません。

辛みを活かして、天ぷら用の大根おろしにも使われます。
ピリッとした大根の辛みが甘い天つゆによく合い、
天ぷらがさっぱりと食べられます。

ぬか漬け味噌汁みぞれ餡かけなど。

大根の葉の活用法

大根は葉元や根っこの部位より、葉の方に栄養があります。

炒め物の青味や薬味など、使い方は色々です。

塩茹でしてから刻みかつお節と和えるだけで、
お手製のふりかけが簡単に作れます。

苦味があるので、細かく刻むのがコツです。

浅漬け混ぜご飯おにぎりの具など。

甘い大根の見分け方

ずっしり重みがあり太くてまっすぐなものが、
新鮮で甘い大根です。

表面にシワがあるものは、鮮度が落ちている証拠。

カット済みの大根を買う場合は、葉元を選びましょう。

緑がかった部位で、
スーパーでは2~3等分にカットされています。

【1本の場合】

  • 葉が鮮やかな緑色で、みずみずしい。
  • 葉が放射線状に広がっている。

【カットの場合】

  • 切り口が割れていたり、隙間ができたりしていない。
  • 切り口が真っ白い。

「どの部位から使えば長持ちするの?」

どの部位から使っても、保存期間に差は出ません。

大根を保存するときは、すぐに葉を切り落とすことが重要です。
葉が水分や栄養を吸い取っていくからです。

具体的な保存方法は次のとおり。

  1. 葉を切り落とす。
  2. 部位ごとに三等分する。
  3. それぞれをキッチンペーパーで包む。
  4. 保存袋に入れ、空気を抜いて密封する。
  5. 葉元を上に先端を下にして、立てて保存する。

キッチンペーパーが湿ってきたら、交換してください。

甘さを引き出すおろし方【繊維に沿うと甘い大根おろしができる】

大根の繊維に沿っておろすだけです。

繊維が押しつぶされ、おろし汁に辛味成分が溶け出すため
甘い大根おろしができます。

逆に繊維に逆らっておろすと、辛い大根おろしになります。
断ち切られた繊維に、辛味成分が閉じ込められるからです。

葉元の部位を使うことで、より甘い大根おろしが作れます。

甘さを引き出すおろし方

大根の繊維は、葉元から根っこに向けて縦に通っています。

  1. 葉元の部位を縦に切る。
  2. 切り口をおろし金に当てる。
  3. 繊維に沿っておろす。

おろしたてより時間をおいた方が、
辛みが抜けてより甘いと感じます。

大根の辛み成分は揮発性のため、常温でも蒸発するからです。
5分ほどで辛さのピークに達し、徐々に和らいでいきます。

大根おろしは冷凍保存できる

意外に手間がかかる大根おろしは、
まとめて作っておくと便利です。

冷凍保存しておけば、いつでも甘い大根おろしが
好きなだけ使えます。

大根おろしの冷凍保存

  • 汁ごとフリーザーバックに入れる。
  • 空気を抜いて密封する。
  • 薄く広げて平らにする。

薄く広げて保存すれば、冷凍庫内で場所を取りません。

自然解凍ですぐ解けて、手で割れば使いたい分だけ使えます。

甘い大根おろしに適した部位【まとめ】

大根おろしに向いている部位は、もっとも甘い葉元です。
冷たい外気にさらされるため、より糖分を蓄えるからです。

部位ごとに適した調理法は次のとおり。

  • 葉元‥サラダなどの生食。
  • 中央部分‥煮物、焼き物。
  • 根っこ‥漬物、味噌汁。

甘い大根おろしは、繊維に沿っておろすだけです。
繊維が押しつぶされることで、辛味成分が水分と共に抜けます。

大根の旬は冬の寒い時期で、りんごのような甘さが味わえます。

一方、辛味が強い夏場の大根おろしは、
少し休ませてから使うのがコツです。

5分以上おくことで、辛味成分がぬけ甘いと感じられます。

使う部位とおろし方さえ工夫すれば、
いつでも甘い大根おろしは作れるのです。

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