猫のふわふわで癒し系な見た目はもちろん、
自由気ままな性格もとてもかわいいですよね。
最近だと犬よりも飼育頭数が増えていて、
人気上昇中の動物です。
猫といえば、犬よりものんびりしていて
窓際など、暖かい場所でうとうとしているイメージがありませんか?
実際その通りで、
お昼間は気持ちよさそうに寝ていることも多いです。
そんなのんびりな猫も元々はハンター。
家で飼われていても、狩猟本能は失われていないので、
夜遅くなど、決まった時間になると元気に走り回ったりします。
飼ってる猫が「夜中の大運動会」をしてて眠れない!
なんて聞くこともありますよね。
夜中というくらいなので、夜行性なのかな?と思いますが…
果たして猫は本当に夜行性の動物なのでしょうか。
猫は「薄明薄暮性」
![](https://i0.wp.com/chocottolife.com/wp-content/uploads/23204C60-753F-4523-98C7-371370B45720.jpeg?resize=880%2C586&ssl=1)
結論から言うと、猫は夜行性ではないようです。
厳密には「薄明薄暮性」の動物です。
これは、夕暮れ時や明け方の薄暗い時間帯に
一番活発に行動するということです。
なぜこのような性質を持っているかというと、
猫の狩猟本能が関係しています。
狩りの対象である鳥やネズミが活動を始めるのが、
ちょうど夕暮れや明け方なのです!
獲物の活動時間に合わせ、猫も活動しているようですね。
飼い猫は飼い主の生活パターンに合わせ、
日中に活動して、夜に寝るという傾向があります。
私が飼っていた猫も、
人間の生活に合わせ昼に活動し、夜は寝ていました。
しかし…夏は4時半頃、冬は6時半頃と、
日の出の時間に合わせて、
ごはんや遊びのおねだりをしてくるのです。
まさしく薄明薄暮性ですね!
実は夜中に起きることも多い…
![](https://i0.wp.com/chocottolife.com/wp-content/uploads/8A48C66C-A7E9-45D8-895F-5B534400A103.jpeg?resize=880%2C586&ssl=1)
きっと、これを読んでいて
「うちの猫は夜中も起きてる!」と
思う方もいますよね。その通りです。
厳密には夜行性でないというだけで、
夜中に活発になることもあります。
たくさん遊んでストレス発散!
特に遊び盛りの若い猫は、夜中も活発に動くことがあります。
日中に遊ぶ時間が足りない時も同じです。
要するに、エネルギーが有り余っているのですね。
猫は本来、狩りをして生活するので
かなりパワーのある動物といっていいでしょう。
夜に寝てもらうには、
たくさん遊んで動いてもらい、
ストレス発散させることが大切です。
日中お仕事でかまってあげられない場合は、
高さのあるキャットタワーなど
一人遊びのできるグッズを部屋に設置してあげましょう。
トイレをきれいにしておくと◎
夜中にトイレをしよう…と思っても
汚れていると入れないことがあります。
そうすると、夜中に起こしに来るようになってしまうのです。
我慢して病気になるよりはいいですが…
毎日夜中に起こされると、
飼い主さんが体調を崩してしまいます。
猫はとても神経質な動物です。
夜中に限らず、なるべくきれいな状態を保ってあげましょう。
ごはんもあげておきましょう
お腹が空くと眠れないのは、人間も一緒ですね。
寝る前にごはんをあげておくと、
夜中に空腹で起きることはなくなります。
ここで大切なのが「寝る前」にあげることです。
夜中に起こしにくる度ごはんをあげていると、
癖がついて大変なことになってしまいます。
様子を見ながら、寝る前にごはんやおやつを
少しあげてみるといいかもしれません。
まとめ
猫という動物は、結局のところ薄明薄暮性でした。
ですが、環境によって生活リズムは変わることもわかりましたね。
もし猫と一緒に暮らしていて、
夜中の大騒ぎでなかなか眠れない…ということがあれば、
ご紹介したことをぜひ試してみてくださいね。
トイレ環境を整え、お腹を満たしてあげることは
猫が生きていく中で最も重要なことです。
しかし、より楽しく健康的に生きてもらうために
お気に入りのおもちゃなどで、たくさん遊んであげましょう!
動物にも性格があるので、猫によって違いますが
一人遊びよりも、飼い主に遊んでもらう方が楽しいはずですよ。
愛情を持って接し、一緒に楽しい時間を過ごしましょう。