りんごは一年中楽しめるおいしいフルーツです。
甘さと酸味もほどよいバランスで、食べやすいですよね。
また、カリウムや食物繊維、ビタミンなどの栄養素も
豊富に含まれているので、健康にも良いのです。
お弁当にフルーツをプラスしたいときも、
うさぎの形に切って入れたりできてかわいいですよね。
そのまま食べるだけでなく、
色々なスイーツにしてもおいしいです。
いいところが盛りだくさんなりんごですが、気になる点もあります。
りんごは皮をむくとすぐ変色してしまいますよね。
なんだか、全然おいしくなさそうな見た目になってしまいます…
変色防止には塩水では無く砂糖水!
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そこで、変色を防止するには砂糖水が有効です。
方法としては、水200mlに砂糖大さじ1杯を溶かし、
そこにりんごを10分くらい漬けます。
砂糖が少し多めに感じますが、この砂糖の濃さが重要です。
砂糖の粘りが変色を防いでくれますよ。
ほかに、塩水に漬けるやり方もありますが、
どうしても味がしょっぱくなってしまうので、
砂糖の方がおすすめです。
また、はちみつやレモン水でも変色は防止できるようです。
いろいろな方法を試して、
お気に入りを見つけるのも良いかもしれません。
りんごはなんで変色するの?
なぜりんごが変色してしまうのかというと、
りんごに含まれるポリフェノールが関係しています。
ポリフェノールは、
ほとんどの植物にある色素や苦味成分で、
自然界に5000種類以上あるとされています。
抗酸化作用があり、
活性酸素などを無害な物質に変えることができます。
動脈硬化の予防などに効果があり、健康によい成分です。
このような体によい成分ですが、
このポリフェノールの酸化酵素が
空気と反応することで酸化してしまい、
茶色に変色してしまうのです。
なので、変色を防ぐためには、
ポリフェノール酸化酵素のはたらきを抑えればよいというわけです。
それが、先ほどご紹介した砂糖水に漬ける方法になります。
最終手段としては加熱という手もあります。
温めると、ポリフェノール酸化酵素が破壊されるためです。
りんごは何日くらい保存できる?
![](https://i0.wp.com/chocottolife.com/wp-content/uploads/C62B7EE7-C66A-430B-AE8A-6FA7F291549B.jpeg?resize=880%2C587&ssl=1)
りんごがどのくらい日持ちするのかも気になりますね。
保存方法によって、持つ日数が変わってくるので
事前に確認しておくと良いでしょう。
皮をむく前の、まるごと保存する場合の期間は
- 常温:約1ヶ月
- 冷蔵:約2ヶ月
といわれています。
常温でも長く保存できるのは嬉しいですよね。
次に、皮をむいたりんごです。
- 冷蔵:1~2日程度
- 皮をむいてしまうと、常温保存は厳しくなります。
ここで注意ですが、上記は適切な保存をした場合なので、
日の当たる場所などに置いてしまった場合には
さらに日持ち日数が短くなってしまいます。
また、傷などがあると、
その部分から傷みやすいので気を付けましょう。
りんごは皮をむいて切ってしまうとほぼ日持ちしませんが、
調理することで長持ちするようになりますよ。
おすすめなのはコンポートにすることです。
りんごを砂糖とレモン汁で煮込めば、もうできあがり!
一見手間がかかりそうなアップルパイを作るのも、
冷凍パイシートがあれば簡単にできちゃいます。
また、冬場はあたたかいスイーツも欲しくなりますよね。
丸ごと焼きりんごにして、熱々のまま食べるのもおすすめです。
まとめ
りんごは空気に触れると変色が始まってしまいますが、
それを防ぐ方法がちゃんとありましたね。
塩水ではなく砂糖水に漬けることで、
味も甘くおいしいまま食べられるとわかりました。
また、カット後は日持ちしないので、
どうしても残ってしまったときは、
すばやく調理してしまいましょう。
おいしいだけでなく「1日1個のりんごは医者いらず」とも
いわれるりんごを、ぜひ楽しんでくださいね。