寝る前といえば、一日の終わりです。
疲労困憊…という状態ならすぐ眠りに落ちますが、
つい考え事をしてしまうこともありませんか?
会社で上司から理不尽に叱られた、
学校でテストが全然解けなかった、
帰りに寄ったコンビニの店員さんの態度が悪かった、など。
一日のうちで嫌なことがたくさん起きた日もありますよね。
なぜかこれを布団に入ってから思い出し、
悶々として寝れなくなってしまう…
そんな経験はありませんか?
胸を張って言えることではないですが、
私は数えきれないほどあります!
しかし、翌日に響いてしまうので困りますよね。
できればスッと何も考えずに寝たいものです。
嫌なことを思い出すのは脳のせい
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すぐにでも忘れたいような嫌なことを
思い出してしまう原因は、脳の仕組みにあります。
嫌なことや危険なことがあった記憶は、
生命に関わる可能性があるため
脳に強く記憶されてしまうのです。
また、強い感情の動きを感じると
記憶に残りやすくなるともいわれています。
強い恐怖、喜びを伴う記憶は、記憶の固定作業が行われます。
これを情動記憶といいます。
ひどくなるとPTSDと呼ばれる
障害を起こしてしまうこともあります。
しかし、いくら脳の仕組みといえど、
寝る前に嫌なことばかり思い出してしまうのはつらいですよね。
このようなときは眠れないことが多いですが、
無理に寝なきゃいけないと考えないことが大切です。
考えると余計眠れなくなってしまいます。
対処法としては、
横になり目を閉じたら、しばらく深呼吸をして
リラックス状態を保ちましょう。
それでもダメなときは一度起き上がり、
温かい飲み物を口にするなど、
さまざまなリラックス方法を試してみるといいですよ。
嫌なことはその日のうちに忘れよう
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モヤモヤした気持ちは、
なるべくその日に忘れたいですよね。
そこでおすすめなのは、
嫌なことを日記に書き、
もう思い出さない!と心に決めることです。
書いたことにお別れをするような気持ちを意識してみましょう。
日記に書き出すことで、
気持ちの整理ができるようになります。
このときは本当の自分の気持ちを書き留めると、
モヤモヤした気持ちがスッキリしますよ。
書き終えたらベッドの近くやテーブルの上に置くことはせず、
見返すことはしないでくださいね。
寝る前に楽しかったことを思い出すのも手です。
寝る前に考えたことは、
記憶に残りやすいといわれています。
しかし、嫌なことがあった日の楽しかったことだけを
思い出すのはなかなか難しいですよね。
そのときは、必ずしも楽しかったことを
思い出さなければいけない訳ではありません。
楽しい気持ちのまま寝ることが重要になります。
映画やアニメ、漫画をみたり、本を読んだり、音楽を聴いたりして
楽しい気分になるのがおすすめです。
ここで興奮状態になってしまうと
眠りにくくなってしまうので、
何事も適度に行うのが必要です。
夜更かししすぎないよう、
趣味を楽しんでから寝ると良いでしょう。
日頃からストレス発散を!
嫌な記憶が残ってしまうのは、脳の仕組みによるものでした。
いくら仕組みといえども、
嫌なことを思い出すのはつらいですよね。
しかし、脳の仕組みということは、あなただけではなく、
多くの人間が悩まされていることでもあります。
この苦しい思いをしているのが自分だけでないとわかると、
少し気が楽になったように思えませんか?
はじめは難しいかもしれませんが、
楽しいことを考えたり、趣味の時間を多くとったりして
寝る前にはなるべく良い気分になるように心掛けましょう。
また、寝る前に関わらず
趣味を楽しんだり、外を散歩をしたり、
友人と会話を楽しんだりと
積極的にストレス発散をすると、心の健康に良いですよ。
無理をしすぎず、毎日を過ごしましょう。