「美味しいお茶漬けが食べたい!
市販の素でも美味しいけど、もう飽きた。」
「おすすめのお茶や具材と、
組み合わせが知りたいな。」
「お茶漬けに合うお米の種類や、
アレンジなんかも教えて欲しい。」
こういった悩みや要望に応える記事です。
最後まで読めば、次のことがわかります。
- お茶漬けに合うお茶と具材の種類がわかる。
- おすすめの組み合わせがわかる。
- お茶漬けに合うお米の種類がわかる。
- おすすめのお茶漬けアレンジがわかる。
色々なお茶漬けをメニュー化してきた経験をもつ
調理人歴15年の方に聞いた内容を詳しく解説しています。
スーパーで手に入るもので簡単にできます。
この記事を参考に、
いつものお茶漬けをさらに美味しくしましょう。
お茶漬けに合う5種類のお茶【おすすめの具材と組み合わせ】
定番のお茶といえば緑茶ですが、
全ての具材に合うわけではありません。
一口に緑茶と言っても、
煎茶(せんちゃ)・玉露・ほうじ茶など、
さまざまな種類があるからです。
お茶ごとの特徴がわかると、
味の想像がしやすくなるので、
組み合わせの幅が広がります。
今回は、上記3つに玄米茶・梅昆布茶を加えた
5種類のお茶と、おすすめの組み合わせを紹介します。
お茶漬けに合うお茶5種類と組み合わせ
煎茶(せんちゃ)
現代の日本人が、日常的に飲んでいる緑茶の代表です。
クセがなく、お茶の香りも強すぎないので、
あっさりした具材によく合います。
<おすすめの具材>
漬物や海苔、わさびがおすすめです。
とくにわさびとの相性は抜群です。
塩辛や明太子(たらこ)など、
臭みのある具材に合わせる場合は、
出汁で割るとさらに美味しくなります。
玉露
言わずと知れた高級緑茶です。
香りや旨味が強く、濃い味つけや揚げ物など、
こってりした具材に合います。
<おすすめの具材>
ウナギのかば焼きや刺身の漬け、
天ぷらなどの揚げ物によく合います。
とくに鯛の漬けには玉露がおすすめです。
ほうじ茶
番茶(煎茶の後に摘むお茶)を強火で炒ったお茶で、
独特の香ばしさが特徴です。
5種類の中で一番すっきりした味わいで、
旨味が強い具材によく合います。
<おすすめの具材>
昆布の佃煮やあじの干物、
カツオのたたきがおすすめです。
玄米茶
煎茶と炒った玄米(もしくは白米)をまぜて作ります。
お茶の甘みを残しながら、
炒ったお米の香ばしさも感じられます。
また、カフェインが少なく、胃にも優しいお茶です。
焼き物や酸味がある具材によく合います。
<おすすめの具材>
焼き鮭や梅干しとの相性が抜群です。
ほうじ茶よりも甘みがあるので、
色々な具材に合います。
梅昆布茶
乾燥させた梅肉に、
粉末状にした昆布をまぶしたお茶です。
調味料として使われることも多く、
適度な塩分があります。
さまざまな具材に合う万能タイプです。
<おすすめの具材>
どんな具材にもおすすめですが、
焼き物と合わせると香ばしさが減ります。
もともと塩味があるので、
塩分のとり過ぎには注意してください。
お茶漬けに合うお米の種類【試す価値ありのアレンジレシピも紹介】
最も大切なのは、美味しいご飯を用意することです。
お茶漬けはご飯を美味しく食べさせる料理だからです。
ご飯が美味しければ、かつお節に醤油をまぜて、
お湯をかけただけでも十分です。
お茶漬けに合うお米を選ぶなら、
粘り気が少ない種類がおすすめです。
スーパーで簡単に手に入るのは、
ササニシキ・あきたこまち・ひとめぼれなどです。
とはいえ、
「お茶漬けのためだけにお米を選べない」
という人がほとんどでしょう。
少し工夫すれば大丈夫です。
粘りが少なくぱらっと仕上げれば、
お茶漬けに合うご飯になるからです。
具体的に次の方法があります。
- 固めに炊く。
- 冷や飯はレンジで温めてから使う。
- ご飯の量を調節する。
(煎茶は少なめ、多めならほうじ茶をかける) - 冷やし茶漬けにする場合は、水でご飯を洗ってから使う。
ちょっとした手間をかけるだけです。
試す価値ありのアレンジレシピ
焼きおにぎり茶漬け
- 香ばしく焼いた熱々の焼きおにぎりを茶碗に入れる。
(市販の冷凍焼きおにぎりでもOK) - お好みの具材をのせる。
煎茶か玄米茶がおすすめ
納豆茶漬け
- 納豆は何も入れずによくまぜる。
- 水分がない方がよくねばり、美味しくなる。
- 醤油か付属のタレを入れる。
お好みで塩昆布や海苔を加えても良い。
ほうじ茶か煎茶がおすすめ。
冷や汁風茶漬け
- 味噌を焼く(市販の信州味噌でOK)。
(アルミホイルに味噌を平らに広げる)
(オーブンで焼き目がつくまで10分ほど焼く) - 塩揉みきゅうりを作る。
(きゅうりをうすく輪切りにする)
(しおをふってよく揉む)
(きゅうり1本に塩1つまみ) - 味噌1:お茶5の割合で割る。
(1人前、味噌20g:お茶100ml) - お好みですりゴマ・シソ・ミョウガを入れる。
ほうじ茶か玄米茶がおすすめ
お茶漬けに合う5種類のお茶【まとめ】
おすすめのお茶と組み合わせは次のとおりです。
あっさりした具材には、
- 煎茶(漬け物・海苔・わさび)
- ほうじ茶(昆布・干物・カツオのたたき)
- 玄米茶(焼き鮭・梅干し)
の3種類がよく合います。
こってりした具材には、
- 玉露(蒲焼き・鯛の漬け・天ぷら)
が合います。
万能タイプは、
- 梅昆布茶(塩分のとり過ぎ注意)
です。
お茶漬けに合うお米の種類は、
- ササニシキ
- あきたこまち
- ひとめぼれ
などがありますが、
工夫しだいで他のお米でも美味しくできます。
お茶を変えるだけで、
いつものお茶漬けがより美味しくなります。
3種類のアレンジレシピを参考に、
あなた好みの一杯を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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