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缶詰がなぜ長持ちするのか?その理由と賞味期限の意味とは?

サバ、トマト、豆、おつまみなど…
缶詰はとにかくいろいろな種類が売っています。

普通の食材が多いイメージだったので、
初めて蟹の缶詰をみたときは驚きました!
高級食材なのに、なぜかスーパーによくありますよね。

しかも最近では、
カレーやパン、ケーキなどの
ちょっと特殊な缶詰も見かけるようになりました。

缶詰は普段のご飯にはもちろん、
災害時の非常食としても使えるのでとても便利です。

今回は、缶詰最大のメリットと言える
長持ちの理由などをご紹介していきます!

缶詰がなぜ長持ちするのか?その理由

普通の食品は、常温で保存できるものもありますが、
数日程度のことが多いです。
魚や肉などは常温保存も難しいですよね…

なぜ缶詰は常温で長期保存できるのかというと、
食品を缶に詰めて空気を抜いた後、
加熱殺菌処理を行っているからです。

このように密閉・殺菌された缶詰の中では、
食品を腐らせる微生物が存在しません。

このことから、安全に長期保存ができるというわけです。

ここで注意点ですが、
長持ちするのは未開封の缶詰です!

開けてしまった缶詰は他の食品と同じで、腐ってしまいます。
一度開けたらすぐ食べてしまいましょう。

食べきれなかったときは、
他の容器に移しかえて、冷蔵庫にしまってくださいね。

缶詰はいつまで保存できるの?

賞味期限の設定は、
製造から2〜3年後とされていることが多いようです。

聞いたことがあるかもしれませんが、
賞味期限は過ぎたら食べられない期限(消費期限)ではなく、
あくまでも「おいしく食べられる期限」なのです。

なので、賞味期限は過ぎてしまっても食べることはできます。

保存状態さえ良ければ、
何十年経っても食べられるなんて話もありますよ。

外国の話にはなりますが、
100年以上保存されていた缶詰を開けて食べた
という記録が残っているようです。

さすがに100年モノに挑戦する勇気はありませんが、
適切な保存状態なら、10年くらいなら大丈夫な気がしますね。

缶詰を食べられるかどうかの見分け方

しかし、保存がきくといっても
適切な環境で保存していなければ、しっかり確認が必要です。

缶詰の見た目がさびていたり、膨らんでいたり
フタを指で押して、ぺこぺことへこんだりしたときは要注意です!

このようなときは腐敗の可能性があるので、
食べるのをやめておきましょう。

ちなみに、缶詰は温度や湿度で品質が低下します。
涼しくて日の当たらない場所で保管しておきましょう。

缶詰っていつからあるの?

長期保存できるのもそうですが、
缶詰は持ち運びにもばっちりですよね。

こんな便利な缶詰ですが、
一体いつからあるのか気になってしまいます。

缶詰のはじまりは外国

缶詰の仕組みは1804年にフランスで発明されました。
でも、はじめは缶でなく瓶だったようですね。

ちなみに、
当時はナポレオンが戦争での携帯食として採用していたそうですよ。

しかし、瓶は衝撃に弱く、重さもあります。
この欠点をどうにかしようと、1810年にイギリスで
金属容器を使った缶詰が発明されました。

日本では1871年に長崎県で、
フランス人指導のもと、イワシ油漬の缶詰の試作が始まりました。

その後、缶詰の生産が本格的に始動したのは1877年。
北海道でアメリカ人指導のもと、サケ缶を製造していました。
当初は高級品だったようです!

まとめ

缶詰は長期保存ができる、とても便利なものです。

万が一に備えて缶詰は必須ともいえます。
調理がいらないところも、うれしいポイント!

最近ではかなり缶詰の種類が増え、
テレビで特集が組まれることもあるくらいです。
缶詰にひと手間加えたレシピなども紹介されていますよね。

価格帯もお手軽なものから贅沢なものまで
幅広くなっています。

ご飯系だけでなく、スイーツ系も充実してきているので
ぜひスーパーなどで缶詰を探してみてくださいね!

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